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 おかざき自然体験の森は、岡崎市北部に見られる典型的な里山的丘陵山林地です。里地、里山としての履歴をもつ自然体験の森では、過去から現在に至る人間活動による影響を反映した雑木林や水路、池、水田、畑などモザイク的な土地利用が、かつては里山の複雑な風景をつくっていました。実際に自然体験の森を見渡すと、コナラなどの雑木林、スギやヒノキなどの人工林、鎮守の森などがあります。

 

 周辺の市街地化や自然環境の変化によって、里山の動植物の生息環境は往時として変わってきていますが、こうしたモザイク的な多様な環境で構成される里地里山には多様な生物が生息し、森では今もたくさんの動植物が生息を営んでいます。森という大きな生態系のなかでは、みなそれぞれの役割を持って共存していますが、里山の利用価値が減るとともに、山の手入れがされなくなり、自然の遷移に任せた結果、生息環境が適さなくなって滅びていく場合もあることから、おかざき自然体験の森では「里山の手入れを通じて自然体験型環境教育の実践の場」づくりを目指すなかで、生物多様性を高める里山の手入れを行い、生物多様性の保全を環境教育の素材とし、活用を図ることを基本方針のひとつにしています。

 

 施設を利用しながら、自然体験の森を生活場所とする動植物たちと、うまく共存するためにはどうしたらよいでしょうか。まずは相手のことを良く知ること?施設整備を進めるにあたり、この疑問に答えるための貴重かつ基礎的なデータの蓄積が必要です。そのため自然体験の森では、平成15年6月より有識者によって、自然条件やそこに生息する種とその分布、気象状況など自然環境の実態を把握する自然環境調査を実施しています。

 

 平成15年度から平成17年度まで自然環境基礎調査を実施し、平成18年度からは毎年、定期観察調査を実施しています。

 調査報告書は、おかざき自然体験の森管理棟にて閲覧できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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